書類ごとの「いつ・誰が出す・何を確かめる」
見積を受け取ってから着工までに、次の書類が出てきます。「いつ」と「誰が出す」は、建設業法の条文と、国土交通省・住宅瑕疵担保責任保険協会の公式ページで確かめられる範囲に絞っています。保証書の書式は法令で決まっていないため、書面に何があるかを確かめる点だけを示します。
| 書類 | いつ | 誰が出す | 何を確かめる | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|---|
| 見積書 | 契約の前 | 業者 | 工事の範囲と金額、「一式」の行に何が含まれるか、税込か税抜か | 見積書の内訳の見方、税込・税抜の見分け方 |
| 材料費等記載見積書 | 注文者が請求したとき、契約が成立するまで | 業者(建設業法第20条第4項) | 材料費、労務費、安全衛生などの経費の内訳、工程ごとの日数 | 「一式」の内訳を業者に聞く順番 |
| 契約書 | 契約の締結に際して | 業者と注文者が書面に記載し、署名または記名押印して相互に交付(建設業法第19条第1項) | 工事内容、請負代金の額、着工と完成の時期など16の事項に書かれていない号がないか | 外壁塗装の契約書に書く事項 |
| 契約後の変更を記した書面 | 契約の内容を変更するとき | 当事者が書面に記載し、署名または記名押印して相互に交付(同法第19条第2項) | 追加する工事の理由、範囲、金額の内訳 | 見積後の追加工事・内容変更の見方 |
| 保証書 | 契約の前に内容を確かめる | 業者 | 保証の年数、対象、条件が書面にあるか | 契約前に業者へ聞く質問リスト |
| リフォームかし保険の書類 | 契約の前に、加入するかどうかを確かめる | 加入するのは事業者(保険法人に事業者登録が必要) | 業者が登録事業者か、保険料を誰が負担するか、保険期間(5年間・1年間) | リフォームかし保険の仕組み |
出典: e-Gov法令検索「建設業法」第19条・第20条(確認日 2026-10-10)、国土交通省「リフォームかし保険について」(確認日 2026-10-10)。保証書の行は、このサイトの質問リストに基づく確認点で、条文の定めではありません。
書類を受け取る順番の目安
- 見積書を受け取り、内訳が読めないときは材料費等記載見積書を請求します。
- 保証の年数・対象・条件と、保険に加入するかどうかを、契約の前に書面で聞きます。
- 契約書を受け取り、16の事項に書かれていない号がないかを確かめます。
- 工事の途中で内容が変わるときは、変更の内容を書面で受け取ります。
見積を受け取った後に労務単価で確かめる順番は見積を受け取った後に確かめる順番、複数社の書類を日付や条件でそろえる方法は複数社の見積を比べるときの日付と書類にあります。
見積書や請求書に業者の登録番号(T+13桁)が書かれているときの見方は見積書・請求書の登録番号(インボイス)と自宅の外壁塗装の関係にまとめています。
このページでできないこと
書類の種類と確かめる点の整理にとどまります。個別の見積や契約書が適正かどうかの判定はしません。困ったときの公的な窓口は見積に迷ったときの公的な相談窓口にあります。塗装業者の紹介もしません。お住まいの県の塗装工日額は都道府県別の塗装工日額ページの一覧から確認できます。
見積から契約までの書類についてよくある質問
契約書は、見積書と同じ書類ですか
別の書類です。見積書は契約の前に工事の内容と金額を示す書類で、契約書は建設業法第19条第1項に基づき、契約の締結に際して、定められた事項を書面に記載し、署名または記名押印して相互に交付するものです。
見積書の内訳が「一式」で読めないとき、書類を請求できますか
建設業法第20条第4項により、注文者から請求があったときは、建設業者は請負契約が成立するまでに材料費等記載見積書を交付しなければなりません。
保証書とリフォームかし保険は、同じものですか
同じではありません。保証書は業者が出す保証の年数・対象・条件の書面で、リフォームかし保険は、事業者が保険法人に登録して加入する保険です。どちらも契約の前に書面で確かめます。
書類のほかに、契約前に確かめる制度(クーリング・オフ、建設業許可、事業者団体登録など)は契約前に確かめる制度の早見表に並べています。
契約書に関わる税と届出としては、契約書に貼る収入印紙を外壁塗装の請負契約書の収入印紙と印紙税額、色彩を変える前の届出を外壁塗装の景観計画区域の届出、足場の決まりを外壁塗装の足場に関わる労働安全衛生規則、省エネ改修の減税を外壁塗装とリフォーム減税で整理しています。
