公共工事設計労務単価 令和8年3月改定(全国4.5%上昇・14年連続)

令和8年3月から適用される公共工事設計労務単価が、全国全職種平均で前年度比4.5%引き上げられました。この数値と、外壁塗装の見積に関係する「塗装工」の都道府県別データとの違いを一次資料で確認できます。

令和8年3月の改定内容

出典: 国土交通省 報道発表資料「令和8年3月から適用する公共工事設計労務単価について」(mlit.go.jp、確認日2026-09-26)

「25,834円」は塗装工の数値ではない

この25,834円は、建設業のすべての職種を合わせた全国全職種の加重平均です。外壁塗装に関係する「塗装工」だけの数値ではありません。塗装工の都道府県別日額を47都道府県で単純平均すると30,760円になり、これは全国全職種加重平均とは別の指標です(出典は下記「データの出典」と同じ一次資料)。改定のニュースで見かける「25,834円」「4.5%」という数字を、そのまま塗装工の見積に当てはめないようご注意ください。

塗装工の都道府県別日額は、これだけ違う

令和8年3月適用の同じ一次資料によると、塗装工の日額は都道府県ごとに次のような差があります(全国単純平均30,760円との比較)。

都道府県日額全国単純平均比
東京都36,500円+18.7%
神奈川県36,300円+18.0%
千葉県34,700円+12.8%
(全国単純平均)30,760円±0%
沖縄県29,800円−3.1%
愛媛県27,000円−12.2%
山口県25,900円−15.8%

47都道府県すべての日額は都道府県別一覧で確認できます。自分の都道府県を選んで係数を確認したい場合は地域係数を調べるページをご利用ください。

この数値でできないこと

公共工事設計労務単価には、現場管理費(法定福利費の事業主負担分等)や一般管理費等の諸経費は含まれていません。そのため、この数値だけから見積の総額や㎡単価が適正かどうかを判定することはできません。本サイトは個別の見積の適正・不適正を判定せず、塗装業者の紹介も行いません。一次資料の詳しい注記はデータの出典で確認できます。